2022年10月4日
秋の仲間ふやし月間は早くも折り返しを迎え、各支部から組合加入のエピソードや組織強化の貴重な経験が寄せられています。その中にあって宇治支部、洛南支部、綴喜八幡支部、相楽支部の南部地域の4支部が元気に活動しています。南部4支部の仲間ふやし数は9月27日時点で合計62人で全体の24%を占める組織拡大を行っています。9月25日に行われた日曜行動のようすなどを紹介します。
9月27日現在で11人の仲間を新たに迎え入れ、目標に対する到達点も平均を上回る42・3%と全体の運動を引っ張る役割をしているのが洛南支部です。
9月25日に行われた仲間ふやしの日曜行動では、支部役員などを中心に10人が行動に参加。組合未加入の仲間や組合員の訪問行動を行いました。洛南支部がこの秋の月間で訪問時に活用しているのが、支部独自で作成した「対話ビラ」です。組合員の「京建労に入ってよかった」と思ったひとことを集めてつくられたビラで、黄色とオレンジを基調とした明るいデザインで、訪問先では大きな共感を得ています。
支部役員の谷山さんは「仲間からの反応がとてもいい」と特別にラミネートで防水加工された役員用のビラを持ち、訪問先でビラを示しながら対話をすすめています。
同じく9月25日に日曜行動を行った宇治支部は、午前と午後に組合員訪問を中心に行いました。支部事務所を起点に5隊~6隊に分かれて、日ごろ会えていない若手の組合員などターゲットを絞って訪問しました。
18歳の大工の青年との対話では「普段は夜間高校に通っているので、組合の人とはじめて話をしました。同じクラスに自分と同じように建設で働きながら学ぶ子もいるので、資料をください」と嬉しい反応もありました。
行動終了後の結集会議では三須磨支部長が「加入数は皆さんの奮闘のおかげで順調に来ている。対話を重ねることで思わぬところから加入するケースもあります。引き続きがんばりましょう」と話しました。
9月28日には南部4支部と本部をオンラインでつないだ「拡大経験交流集会」を開催し、各支部の仲間ふやしに関する経験の交流を行いました。綴喜八幡支部からは牧組織部長が登場し、拡大出陣式(左記参照)での盛り上がりとともに、「月間序盤に24歳の資材運搬業の事業主の方が新しい従業員を加入させ、その後も対象者の紹介もしてくれました。次世代と事業所をターゲットにこれからも運動を展開したい」と今後の飛躍を期待させる報告をしました。
相楽支部は徳山支部長が報告し、9月11日に開催した拡大出発式で設置した大看板(1211号参照)が話題になっていることと、全組合員訪問行動の進渉状況が話されました。相楽支部では「洛南支部から紹介された」という未加入者が加入検討中など、つながりを生かした仲間ふやしを展開中です。
最後は洛南支部の田島さんの唱和で団結ガンバローを行い閉会しました。
【建築ニュース1212号(2022年10月15日付)】