2018年3月5日
【本部・中村書記次長】
2月24日、京建労会館にて17支部・101人の参加で「春の学習会」を開催しました。午前は、龍谷大学政策学部教授・憲法九条の会事務局長の奥野さんより、「『安倍9条改憲』論を考える―『安倍9条改憲』を阻止し、憲法に基づく政治に向けて」と題して、京都府知事選挙を目前にひかえ、いま、市民と一緒に憲法9条を生かそうとする野党との連携強化や、3000万人署名の意義などを学びました。
参加者から「宣伝で訴えても若い人の関心が薄く、どうしたものかと思っていましたが、宣伝の仕方にも工夫が必要だとわかりました」「若い人や保守的な方にも、それなりの理由・感じ方があり、それを受け止めることは、憲法が『個人の尊重』でもあるということがよくわかりました」「憲法の条文を正確に理解し、改憲のたくらみを打ち破るための力を持たねばならないと実感しました」などの感想がよせられました。
午後からの学習は、保健師で元埼玉土建本部社保対部書記の高野さんより「憲法と健康を守る活動を広げながら仲間をふやし誰もが平和で幸せに生きられる国づくりをすすめよう!」と題して、自公・安倍政権はどこへ向かっているのか、平和でなければ健康は保てないことなどを「認知度チェック」も交えながら、笑いが絶えないなかにも、運動の要になることなどを学びました。参加者から「基本的人権の擁護が最も基本となることなど、今までの運動に確信を得た学習でした」など、多くの感想がよせられました。
全体を通して、憲法9条を府民とともに守ろうという声を広げ、4月の京都府知事選挙で福山和人さんの勝利を実現することが、安倍政治への大きな打撃となることを学んだ学習会でした。
【建築ニュース1118(2018年3月15日付)】