

2025年5月7日
京建労にはさまざまなシーンで、動画を活用した仲間の記録が存在します。8ミリフィルムやVHSを再編集し、「京建労デジタルアーカイブス」として公開していきます。動画にご自身やご家族が映っている場合はぜひコメントをお寄せください。
1999年。バブル崩壊から続く大不況で地域経済はどん底状態でした。数少ない仕事も大手にかすめ取られ、地域建設業も瀕死の状態に。京建労は京都府や京都市に対し「地元業者に仕事を回せ」と直接請願行動を行いました。その行動はメディアからも注目され、全国にも波及する運動となりました。京建労デジタルアーカイブス第2回は1999年の「2・23京建労請願権行使行動」を紹介します。
動画はこちらから視聴できます(京建労チャンネルで発信)
【北・北村さん】
私は副委員長としてこの行動に参加していました。当時の不況はすさまじく、銀行が行った貸し剥がしなどを苦に、自死する仲間も少なくありませんでした。
仲間のいのちを守るために立ちあがった京建労の団結力はものすごかったと記憶しています。私も請願の先頭で鬼気迫る仲間の迫力を肌で感じていました。
私自身も「何とかしなければならない」と行動したことで、人間的にも成長できたと実感しています。
【建築ニュース1266号(2025年5月15日付)】