

2020年3月3日
2月22日、京建労会館で来ひん・講師あわせて75人の参加で「春の学習会」を開催しました。午前は、京都総評議長の梶川憲氏から「2020京都市長選をふりかえって~労働者・市民が政治を作る~」と題して、京都市長選挙で何が問われたのか、市民と野党の共闘のもとでの地方政治のたたかいなどを学びました。
午後からは、建築国保の野嶋事務長が、国保理事会後に行われた健康学習会の報告をもとに、健診の大切さを訴えました。
その後、京都民医連太子道診療所「健康サポートセンター」の尾崎武志課長より「健康寿命と健康診断」と題して、平均寿命と健康寿命の差や、日本人の死亡原因の1位ががんでありピロリ菌や受動喫煙のおそろしさなどを学びました。
参加者から、「市長選の結果自体は大変残念でしたが、とりくみを通して見えてきたこと、考えていかなくてはならないこと等、選挙は終わったけれど、ここから始まるたたかいがあること、『つなぐ』ことの大切さを痛感」「労働組合の役割が大切だということがわかりました。消費税が上がり経済状態が悪くなって、今後の建築業界が生き残っていくためには、住民の人たちとつながりを持ち、仲間同士が助け合っていくことがとても大事」など、多くの感想が寄せられました。
また健康学習では、ピロリ菌の除去後の対応や、がん検診の受診方法など関心は高く、多くの方から質問がありました。
【建築ニュース1160号(2020年3月15日付)】