2021年9月15日
菅首相が突然の辞意表明。すべてにおいて中途半端で終わる無責任な1年だったと思います▼1年半以上にもわたる新型コロナ蔓延のため、私たちの生活が変わりました。毎日多くの人が亡くなっています。ワクチンの接種が重要になってくるでしょう。今、全国で約半数の国民が接種しました。接種が始まり数ヵ月、未だ半数です。これは政府の責任だと私は思います。首相は「国民のいのちとくらしを守る」と言っていましたが、やっているのは反対のことばかり。東京オリ・パラも国民の反対の声も聞かずに強行。この夏の感染拡大はこれが発端になったことは言うまでもありません▼野党は憲法第53条の規定に基づき、臨時国会の召集を要求しましたが、政府与党はこれを拒否しました。多くの感染者が自宅療養で不安を抱える中、政府要人は発熱だけで即入院できるという好待遇です。今もまだ、自宅で亡くなる人がいるというのに▼今度の総選挙は野党4党が力を合わせて、今の自公政権を倒さないと、今以上の酷い日本になってしまいます。総選挙はくらしを変える絶好のチャンスです。自分たちのことばかり考えている政治から、国民の声が生きる政治へ。大切な選挙、必ず参加しよう。(林)
【建築ニュース1190号(2021年10月1日付)】