2021年7月5日
「運動のオンライン化は代替手段か、新たな手法か」私の中でさまざまな思いが交錯する▼京建労第27期労働学校はYouTubeLIVEを活用したオンライン配信で行われた。2020年の第26期もYouTubeで配信したが、全支部がリアルタイムで視聴する「完全オンライン」は初の試み▼日ごろZoomなどを活用して配信を行っているが、これだけ多くの人が同時に視聴するのは初めて。私の操作ミスや機材トラブルがあれば数百人の学びの機会を奪うことに。そのプレッシャーか数日前から夢にまで配信のことが出てきた▼コロナ禍において非接触の運動がすすめられ、「オンライン」と名の付くものが京建労にもふえてきた。素人ながらミキサーや分配機、キャプチャーボード、OBSなど猛勉強の日々。少しずつ少しずつ学びながら、「仲間に活動の機会を」と私も必死に「オンライン」と向き合ってきた▼そして今、「オンライン」は運動の代替手段から、新たな手法として活動際の定番になりかけている▼「いつかまた、みんなで集まれるように」と誰もが願っている。対面のぬくもりに勝るものはない。いかにその日まで絆を保てるか。ぬくもり伝わる配信めざし、猛勉強は続く。(熟)
【建築ニュース1186号(2021年7月15日付)】