2021年2月17日
普通に誰が考えてもわかるはずだと思うことがよくあります。東京の一流ホテルで立食パーティーや食事会を開けば、1人5000円で済むはずがない。これもそんなことの一つかと思います▼安倍さんの国会での答弁が「虚偽の塊」だったこともわかりました。「桜を見る会」前夜の夕食パーティーに関して、「自分の事務所や後援会の収支は一切ない」「収支が発生していないから、政治資金収支報告書に記載する必要がない」など、虚偽の説明をしていた。しかしホテルの領収書や明細書には安倍さん側が費用の一部をほてんした内容が示されていることが判明すると、「私の知らないところで行われていた」「秘書のやったこと」と言い訳の雨あられ▼東京地検特捜部も政治資金規正法の容疑で告発したものの、秘書のみの処罰で安倍さんは嫌疑不十分。何とも不思議なことだと思うのですが、みなさんはどう感じられますか▼つまり「私の財布から私の知らないところで、秘書が勝手に使ったので私のしたことではないので、罪にはなりません」という論法。当然ですが、私は到底納得がいきません。この疑問符は今年行われる衆議院選挙の投票先で解消させていただこうと思います。(清)
【建築ニュース1177号(2021年3月1日付)】