第47回住宅デー 6月9日(日)
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いのちとくらしが最優先/衆議院総選挙 自らの選択で未来を決める

2024年10月15日

 10月1日に自民党の石破茂総裁が新たな首相に就任。岸田政権に代わり新内閣を発足させました。石破首相は自民党総裁選で「国民が判断できる材料を提供することは政府、新総理の責任」と早期解散には慎重な姿勢を示していましたが、早速その考えを覆してまともな論戦もないまま衆議院を解散させ、10月15日公示・27日投開票で総選挙が行われることになりました。
 石破首相の変節は自民党議員の裏金問題や、旧統一協会と自民党の癒着解明、能登半島地震と豪雨災害支援のための補正予算編成など、重要な国会審議にフタをする悪質な政治姿勢の表れといえます。
 岸田政権下で行われた前回の衆議院総選挙(2021年)以降、私たちのくらしは激変しました。インボイス制度の導入、原材料高や物価高に加えて円安も重なり、仕事やくらしは本当に厳しい状況に陥りました。またロシアによるウクライナ侵攻や、イスラエルがガザ並びにレバノンに地上侵攻するなど、国際情勢も非常に不安定な状況です。文字通り私たちのいのちやくらしを左右する衆議院総選挙。自らの意思をもって必ず投票に参加しましょう。


インボイスは廃止/自分の思いで投票

醍醐支部 玉田さん

 前回の衆議院総選挙と比較して私の中で大きく変化があったのは、間違いなくインボイス制度の導入です。一人親方でもともと免税だった私にとっては非常に大きな変化でした。私のまわりも同じような働き方の方が多いので、本当にたくさんの業者が苦慮しています。現場で働く仲間ほど、この制度の導入は衝撃が大きかったと思います。インボイス制度は実質上の増税策です。みんなが困っているこの制度は廃止しかないと思います。
私自身、7年前に独立を機に京建労に加入し、選挙にも京建労に声をかけてもらって初めて参加したほどです。いつもは仕事帰りに期日前投票を利用しています。ぜひ皆さんも気軽に自分の思いで投票に参加してください。


戦争経験者の願いつまった憲法9条/その思いに寄り添い

中丹支部 酒井さん

 今、世界中でおこっている平和に関する問題が気になっています。首相や一部の政党は憲法9条を変えることを政策に掲げています。9条は太平洋戦争の悲惨な経験と敗戦を経て教訓として生まれた条文です。「武器を持たない、たたかわない」と誓った9条は、「戦争を経験した当事者たち」の思いの結晶だと私は思っています。
昔は保守の政治家でも、戦争を経験された方は「あの悲惨な経験は繰り返してはいけない」とおっしゃっていました。私たちは戦争を経験していません。だからこそ戦争経験者たちが込めた思いに寄り添わなければいけないと思っています。


変わらぬ自民悪政/総選挙で審判下す

宇治支部 新立さん

 総選挙を前にして総理・総裁は変わったとしても、自民党の根幹みたいなところは変わらないんだなという思いです。私たちには増税を強いるのに、自らは裏金で資金作りをしていた事実に対して何ら変化を示そうとしない。恐ろしいのは選挙が終わると、この悪事が水に流されてしまいそうなことです。ここで審判を下さなければなりません。
自民党に相対する野党には共闘し立ち向かってほしいです。分断を持ち込む野党など論外で、今こそ差別も区別もない包摂的な政策を野党共闘の一致点としてたたかってほしいです。

【建築ニュース1255号(2024年11月1日付)】

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