第47回住宅デー 6月9日(日)
第47回住宅デー 6月9日(日)

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「第47回住宅デー」府内149か所で開催/2713人の地域住民が参加

2024年7月3日

 6月9日に開催した第47回住宅デーは、京都府内149会場での開催となりました(福知山市・綾部市エリアは福知山市長選挙の影響で6月16日)。 住宅デー当日には組合員・家族1688人が、住宅相談や住宅ボランティアなどで活躍。住環境改善のアドバイスをおくる相談活動や、小規模修繕・見積もり依頼などをうけました。
 近隣住民の参加は2713人にのぼり、京建労の仲間と家族は、網戸の張替えや包丁研ぎをはじめとした多彩なとりくみを準備、建設職人の技術・存在価値を地域にアピールすることができました(数値は6月27日現在集約)。
 木工教室や手作りの出店なども多くの会場でとりくまれました。
 開催地ごとに、児童公園や事業所のガレージなどさまざまな会場をお借りしてとりくむことができました。住宅デーの開催にご協力いただいた多くの皆さんにお礼申し上げます。


【綴喜八幡】 昨年に続き、悪天候に負けず今年も全7分会で開催し、各分会それぞれの特色を活かして、来場者を迎え入れました。写真は宇治田原分会、班長の上野さんと会計の萩原さんが幼い兄妹を手伝うようす。
(7会場・106人・232人)

 

【洛南】 全6分会で開催。職人魂に火が付いて、木工キットの部材の組み合わせを一から見直して、製作動画の見本より丈夫で座りやすいミニ椅子を作ろうと試行錯誤する長池青谷分会の仲間。
(6会場・77人・109人)

 

【相楽】 5会場で実施。支部全体で合計9件の住宅相談。昨年4件だったので倍以上。事前宣伝はしんぶん赤旗にて。各分会で、事前にポスター約20枚を市役所や会場周辺に張り出して、当日朝にご近所へチラシを手分けしてポストイン。「ビラ見て包丁もってきたよ」というご近所さん。(5会場・47人・89人)

 

【奥丹後】 奥丹後支部では5会場で開催され、各会場に多くの参加者がありました。たんご協立診療所の会場では大宮・峰山分会が合同で開催しました。今年は網戸張替えの際に能登半島地震への募金として、材料代分のカンパを募りました。(5会場・76人・144人)

 

【宮津支部】7会場で開催しました。橋北分会は、江尻漁協の協力を得て会場を設定しました。研磨機を2台フル活用し、予想を超える47本の包丁を研ぎました。研いでもらったお礼にと、ホタルイカが届きました。 (7会場・78人・72人)

 

【舞鶴】 舞鶴支部では、まいづる協立診療所など市内6会場で包丁研ぎや網戸張替えなどを行いました。行永観音堂会場では「来年もよろしくお願いします」と参加した住民から嬉しい感想が聞かれました。
(6会場・51人・55人)

 

【中丹】 中丹支部は6月16日に住宅デーを実施しました。要員として組合員・家族88人が参加しました。今回、5年ぶりに支部による「独居老人宅小修繕作業」も再開。修繕作業は3地域で14件、主に樋修理でした。また、3会場で包丁研ぎなどのサービスを行い、4件の住宅相談がありました。
(3会場・88人・111人)

 

【船井】 今年は3つの分会が木工教室を開催しました。初めての試みで、参加した子どもたちは真剣な顔で作っていましたが、完成すると笑顔があふれていました。。各分会、網戸の張替えや包丁研ぎなどを通して多くの住民の方と触れ合っていました。(6会場・50人・61人)

 

【亀岡】 亀岡支部は2会場(柏原公民館、曽我部町公民館)で開催。「職人の技を披露します」、「すまいの相談になんでもおこたえします」をキャッチフレーズに開催しました。技の披露では木工教室に親子連れの来場があり、また、すまいの相談は、事前も含め4件ありました。
(2会場・43人・64人)

 

【宇治】 小雨まじりの中、包丁研ぎや網戸張りなどに多くの方が来場し、中でも、木工教室の開催は地域で定着してきたこともあり、例年以上の親子連れが来場。組合員から熱心に作り方を教わる子どもたちの姿が印象的で、会場は賑やかで楽しい雰囲気に包まれました。
(14会場・145人・163人)

 

【乙訓】 全14会場で開催しました。組合員と家族136人の参加で、232人の地域住民が来場しました。各会場では包丁研ぎ・網戸張替えの他、ヨーヨー釣り・射的などキッズイベントをした分会もあり、長岡5分会では木工教室に24人の子どもたちが参加して賑わっていました。
(14会場・136人・232人)

 

【醍醐】 毎年恒例の包丁研ぎは大人気。包丁はもちろんのこと、園芸用のハサミなど住民の方が沢山持ってきました。その他ヨーヨー釣りや綿あめなどの催し物も。例年より住宅相談が多く、「椅子の脚が壊れた」と持って来た住民へすぐ対応し、その場で直していました。
(5会場・69人・69人)

 

【伏見】 伏見支部では全14会場で合計200人以上の住民が来場しました。向島西分会では、ヨーヨー釣りや綿菓子などの親子連れで楽しめる催しが好評で会場には大人以外にも小さな子ども達で賑わいを見せました。
(14会場・113人・228人)

 

【西京】 西京支部では計8会場が設けられ、近隣の方が多数来場されました。網戸張替えや包丁研ぎをはじめとして、カンナ削り体験やトンカチコーナーなど会場ごとに特色ある企画が行われ、トンカチコーナーを開催した分会では近隣のお子さんが多く来場されました。(8会場・93人・159人)

 

【右京】 右京支部では、仁和寺・四条・西梅津・梅津葛野・京北の5分会、5会場で住宅デーを開催し、54人の組合員・家族が参加しました。会場全体で、地域住民61人が来場しました。各分会の会場では、住宅相談を中心に、包丁研ぎや網戸の張替えなどを行いました。仁和寺分会では当日、地域の住民から雨漏りや塀の修繕、タイル補修などの相談が3件寄せられ、後日に修繕工事を行うことになりました。(5会場・54人・61人)

 

【山科】 昨年に引き続き区内12ヵ所で開催、160人の組合員・家族、183人の地域住民が参加しました。各会場では建設職人の技を活かして、包丁研ぎや網戸張替え、まな板削りなどの住民奉仕活動を行いました。会場によっては来場者に花苗のプレゼントや子ども向けの遊びコーナーなどの催しを行いました。(12会場・160人・183人)

 

【左京】 左京支部では11分会11会場で開催し、組合員・家族・地域住民あわせて221人が参加しました。大原分会の内海豊さんは、「包丁だけでなく鎌や枝切りハサミ等の持ち込みが多くて大変です」と言いながら笑顔で研いでくれていました。さすが大工さんです。(11会場・90人・131人)

 

【南】 比永城公園(西九条分会)では今年は分会での単独開催となりました。木工教室では支部役員の親子が参加してくれ、椅子とスライド本棚を作製しました。参加者からは「楽しいことをやってるのでSNSなんかも使って広くアピールすればいいのでは」との提案もいただきました。今後も西九条分会で力を合わせていきたいと感じました。
(6会場・46人・76人)

 

【京都中央】 今年から、新たに子どもから大人まで楽しめる体験型特設会場を二条公園に開設しました。高所作業車の乗車体験には、ゴンドラが空高く上がるようすを見て興味津々の親子が多数来場。「どこまで上がるんだろう?」と少し緊張しつつも、ワクワク笑顔で出発まちです。(5会場・68人・267人)

 

【北】 全8分会の各会場で、新役員や次世代が活躍するようすが見られました。高橋公園では、今年から衣笠分会長になった山下さんが住宅相談や、新役員の徳弘さんと一緒に包丁研ぎをするなど、精力的にとりくみました。昨年より住宅相談もふえ、全会場で相談を受けました。(8会場・98人・207人)

【建築ニュース1249号(2024年7月15日付)】

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