2023年7月13日
7月3日から4日にかけて、東京都新宿区のワイム貸会議室と全建総連会館で全建総連第49回教宣大学が行われ、25県連組合から90人の仲間が参加しました。教宣大学は機関紙作成に関する技術や、概念を学ぶ場として全国より初級者から上級者が集い、次代を担う機関紙活動家を育成する学習企画です。京建労から8人の書記局が参加しました。
主催者のあいさつでは全建総連の根塚副委員長が参加者に「4年ぶりの対面開催に全国から90人の仲間が参加してくれました。2日間で学びを深め、組合で発行する機関紙のレベルアップにつなげてほしい」と機関紙運動前進への期待を話しました。
2日間の学習の土台となる講演では、連合通信元編集長の伊藤さんが取材や記事の書き方から、機関紙づくりにかける思いを語りました。
伊藤さんは見出しについて「労働組合機関紙でよく見かけるスローガンのような見出しは、仲間の心に響かないきらいがある。記事のポイントがひと目で理解できるものをつける必要がある」と読まれるポイントとして見出しの重要性を強調しました。
講演終了後は組合員や専従者で、初級と経験者の6コースに分かれ分散教室を開催。記事を書くことについてより細かな課題について学習を深めました。
教宣大学に参加した仲間の感想を紹介します。
【船井・沖吉書記】
伊藤さんの講演で「取材の仕方」や「記事の書き方」を学び、知らなかったことを多く知ることができました。分散会では講師の指示のもと、記事の内容がグループ内で被ることのないように書くことが難しかったです。
普段とは違った状況でも期限内に記事を仕上げることの大切さを知りました。
働く人たちの視点に立って物事を見て、仲間たちをつなぐことができるような機関紙をつくれるように頑張ります。
【建築ニュース1229号(2023年8月1日付)】