第47回住宅デー 6月9日(日)
第47回住宅デー 6月9日(日)

Web建築ニュース

「人を大切にする経営」で収益向上/社労士招いて働き方改革セミナー

2024年8月2日

 京建労本部は4月から建設業でも適用された「働き方改革関連法」に対応するため、建設業に詳しい社会保険労務士を招いて「働き方改革セミナー」を京建労会館やオンライン配信で開催しました。
7月12日には午後2時からと午後7時からの2部制で、HRM東京社会保険労務士法人・代表社員の松浦洋一郎さんを招いて「36協定作成と届け出とは」と題した講演が行われました。
松浦さんは講演で自身が経験した実例などもあげながら、建設業特有の事象についても解説しました。講演終了後は参加した事業所の仲間から多く質問が出され、丁寧に回答していました。
 7月29日と30日にはブレイス東京社会保険労務士法人の北村博昭社労士を招いて「労働者と一緒に実践し、ともに成長できる会社に」と題し、一緒に働く労働者とともに働き方改革を実践することによって「元気な会社づくり」を行っていくヒントが語られました。
北村社労士は東京土建一般労働組合の元書記次長であり、中小零細企業の具体的な例えを出しながら、わかりやすく労働者と一緒に行っていく会社運営のあり方の解説を行いました。
29日のセミナーで北村社労士は「経営には好循環のサイクルが存在し、社員を大切にすることによって生産性が高くなり、収益が向上します。『人を大切にする経営』こそ長期の黒字拡大路線です。働き方改革を機に好循環サイクルを実現しましょう」と強調しました。

【建築ニュース1251号(2024年8月15日・9月1日付)】

最新記事

カテゴリー

月別

一覧に戻る

特集

  • 京建労住宅デー
  • 若者に魅力ある建設産業に