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「インボイス、絶対止めたい」/トークイベントで分断に警鐘

2023年6月5日

【本部・村瀬書記長】

フリーランスで働く市民の有志でつくる「STOP!インボイス」は5月18日、10月から導入が狙われている消費税のインボイス制度を止めるためのトークイベントを東京新宿のライブハウスで開催。京建労からは平山委員長をはじめ4人が参加しました。
集会では「今日をきっかけに全国でインボイス中止に向けた狼煙をあげていこう。6月14日に国会前行動と全国一揆を」とよびかけられ、歌手や俳優、声優、ライター、アニメーター、漫画家など多彩な職業の仲間が登壇。声優とライターがMCを務め、スタンダップコメディなど多彩な催しで企画を盛り上げていました。
俳優の石井さんは「庶民にインボイスなど増税を強いる一方で、政府はミサイル購入などに多額の予算を投入しようとしている。税金の使い方のバランスが悪すぎる」と政府の姿勢を厳しく指摘しました。経済ジャーナリストの荻原さんは「財務省が直接国民に増税を迫らず、業者間の取引で中小業者がフリーランスから税金を取り立てる方法が卑怯だ」と力説しました。
第2部では立憲民主党と日本共産党、れいわ新選組、元自民党の国会議員が登壇。日本共産党の山添参議院議員は「インボイスは消費税増税」と断言し、続けて「中止の世論が盛り上がれば、与野党超えて中止に追い込める。一緒に頑張りたい」と参加者に訴えました。
ディスカッションでは登壇した各氏から「消費税の益税論、預り金」のウソや分断を煽る財務省の巧妙な手口を暴露し、国民は騙されてはいけないと強調されました。
京建労の決起集会にも来てくれた、よびかけ人でライターの小泉さんは、「絶対にインボイスを止めたい。皆さんと一緒に全国で声をあげていきたい」と6月14日全国一揆の京都での展開を熱く訴えました。

【建築ニュース1226号(2023年6月15日付)】

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