2021年5月18日
建設アスベスト訴訟全国連絡会のよびかけにより、5月10日から14日の間に支援団体や原告団、弁護団による全国統一宣伝行動が展開されました。
京都訴訟では5月11日を統一行動日とし、京建労各支部や京都総評、原告団、弁護団などが参加して「司法とともに、政治の力で被害者全員救済と救済基金設立を」と市民に訴えかけました。
午後3時から東大手筋で行われた伏見支部の宣伝には7人の仲間が参加。支部主婦の会の長谷川会長もマイクを持ち、支援を訴えました。
チラシを手に取った女性から「13年前に建設業で働いていたおじをアスベスト疾患で亡くしました。皆さんには頑張ってほしい」とエールが送られる場面もありました。
午後6時から四条烏丸で行われた宣伝には本部に加え、弁護団から大河原弁護士と佐藤弁護士、原告団から義経さんが参加。「国と建材メーカーは、被害者に線引きをせず屋外従事者も補償してほしい」と道行く市民にも建設アスベスト被害の実態を訴えました。
【建築ニュース1183号(2021年6月1日付)】