2022年10月17日
「10・2関西建設アスベスト訴訟大集会」終了後、午後5時30分から都ホテル京都八条で関西建設アスベスト京都1陣訴訟の「勝利報告会」が行われました。報告会には1陣原告とともにたたかってきた弁護団と、支援者を代表して京建労の平山委員長や田辺元委員長、吉岡前委員長など組合関係者が出席。また期日ごとに傍聴に参加し、裁判闘争を支えてくれた京都総評の仲間を代表して梶川議長などが参加し、闘争勝利を喜びあいました。
原告を代表してあいさつに立った義経1陣共同代表(遺族・被害者は大作さん)は、「今でも耳に残るのは病床で夫が語った『ワシ、何か悪いことしたんかな』という嘆きの声です。裁判は勝利しましたが、屋外工で働く仲間の救済はまだ課題として残っています。『全員救済』を合言葉に私たちはたたかってきました。『全員救済』が実現するまで私たち1陣原告は2陣3陣の仲間と一緒にたたかいます」と語りました。
各自マイクを持った「ひとことスピーチ」では、原告からあらためて組合の仲間へ感謝の言葉が語られ、「期日ごとに埋め尽くされる傍聴席にどれほど勇気づけられたことか」と感謝の思いが語られました。
【建築ニュース1213号(2022年11月1日付)】