2021年4月19日
京建労では関西建設アスベスト京都1陣訴訟の最高裁決定を市民に通知するポスターを作製しました。現在、京建労の仲間を中心に張り出しをすすめています。
また屋外従事者を含むすべての被害者救済へ向けて引き続きの支援も訴えており、「石綿救済基金の創設」へむけた世論づくりもすすんでいます。
【遺族原告・高木さん】
厚労大臣や建材メーカーの幹部は、「もし被害が自分の家族にも及んでいたら」という想像をもって私たちと接してほしいと願っています。この災害は謝罪だけで済まされる問題ではありません。将来にわたって私たちのような悲しい思いをする人たちが出ないようにするのが、敗訴した国と建材メーカーの務めだと思います。
そして私たち原告の願いは「全員救済」です。木村さんだけ線引きすることは絶対に許しません。私も京建労の皆さんとともに、がんばりたいと思います。
【建築ニュース1181号(2021年5月1日付)】