

2020年12月16日
【建設アスベスト訴訟の署名活動】
現在とりくんでいる建設アスベスト訴訟に公正判決を求める署名はリンクのものとなります。
下記の建設アスベスト訴訟全国連絡会(東京)はもとより、全建総連加盟の全国の労働組合でとりくんでおります。
京建労では1月末に一次結集を行い、4月末を最終結集として署名へのご協力を呼びかけています。
各支部・本部で集めいているほか、郵送などでも受け付けています。お近くの支部や本部の連絡先は下記のリンクより確認できます。
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「すべての建設アスベスト被害者を救済する判決を」
最高裁判所第二小法廷宛て
建設アスベスト訴訟高裁公正判決要請署名
建設現場は、わが国最大のアスベスト被害の現場です。すでに、1万人を超える被害が発生し、今後も数万人規模の被害発生さえ予測されます。
国と建材企業は、早くから石綿建材の危険性や被害発生を知っていたにもかかわらず、建材企業は、危険性を現場に知らせることもなく長期にわたって石綿建材の製造・販売を続け、国もまた、「適時かつ適切に」必要な規制を行いませんでした。
そのため、建設現場では大量の石綿粉じんが飛散し、労働者、一人親方、零細事業主が等しく石綿粉じんにばく露し、中皮腫、肺がん、石綿肺等に罹患しました。
建設アスベスト訴訟の提訴後10年間で、全国12訴訟の被害者700人のうち、現在生存している原告はわずか3割弱に過ぎません。原告らの権利救済は急務です。
原告らはこの間、すべての建設アスベスト被害者が救済される「建設アスベスト被害者補償基金制度」の創設を含む全面解決を求めて活動しています。
憲法の番人であり、人権救済の最後の砦である最高裁判所が、法的正義に基づき、人間存続の基本であるいのちと健康を何よりも尊重する「正義の証」、すべての建設アスベスト被害者が救済され、全面解決に資する公正な判決を出されることを、私たちは心より切望します。
(一社・福井県建築組合連合会のサーバー内PDFページを引用)