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アスベスト対策

とりくみ紹介

 国と建材メーカー約40社に損害賠償を求めたたかっている「関西建設アスベスト京都訴訟」で、12月7日、新たに3人の原告が京都地裁に「二次原告訴状」を提出しました。
 新たに裁判に立ちあがったのは、遺族含め3人。

980-5-3.jpg 2011年度から新たな方針とし「健康への自覚と関心を広げるため」にとりくみ始めた、「健康推進委員制度」。
 各支部・分会の中で「健康推進委員」を選ぼうと、よびかけてきました。
 この健康推進委員を、一堂に集めた初めての企画「第一回健康推進大会」が、8月21日に京建労会館で開催され、112人が参加しました。

980-5-2.jpg 8月25日、大阪高裁は、泉南アスベスト訴訟において、国の不作為責任を初めて認めた大阪地裁判決を取り消し、原告側逆転敗訴の不当判決を言い渡した。
 本判決は、原告らの主張を一切認めなかった。とりわけ、「禁止すれば産業社会の発展を著しく阻害しかねない」などと、国民の生命・健康よりも経済発展を優先させた国の責任を不問にしたことは、最大の被害者を抱える建設労働者の組合として、断じて容認することはできない。命をすり減らし訴える原告らを「見殺し」にした裁判官らに満身の怒りを以て抗議するものである。
 私たちは6月3日、京都地裁に国と建材企業の加害責任を追及するため提訴した。健康被害はさらに拡大しており、追加提訴も準備中である。全国各地で被害者の決起が広がっている。国が加害責任を認めなければこの流れは止まらない。
 アスベスト被害の根絶をめざす私たち建設労働者にとっても、アスベスト被害の原点ともいえる泉南アスベスト訴訟の意義は大きく、同訴訟原告らと心一つに、早期の全面解決をかちとるべく、最後までたたかいぬくことを決意する。   (2011年9月1日)
11.08.03.0.JPG 建設労働者にまん延するアスベスト被害の根絶・完全な補償をめざし11人が立ち上がった「関西建設アスベスト京都訴訟」が8月3日、京都地裁ではじまりました。
 6月3日の提訴から2ヵ月、裁判所が「原告の状況からすると早期解決が望ましい」との見解を示す中で開廷の日を迎えました。
 第1回口頭弁論は、地裁最大の101号法廷。国と製品製造企業44社が被告とあって、傍聴席は、原告の支援者のほか、被告代理人の一部が着席する異様な雰囲気でした。

【乙訓・松村善一さん・関西建設アスベスト京都訴訟 原告団副団長】
979-3-3.JPG 最近、別件で病院へ行くと、呼吸器疾患の話から「アスベストって何や?」という医師の言葉。「お医者さんでも、一部しかアスベストを知らないけれど、多くの人の住む家の建材には、『安くて使い勝手がいい』と言われていたアスベストがあちこちに使われているはず」と松村さんは、壁や天井に目をやります。

 3月に本部執行委員会で提起されていましたが、3月11日の東日本大震災が発生し「救援カンパ」に集中することになったため、とりくみを延期していました。現在の結集状況は64万6749円です。
 アスベストの使用を促進した国や、企業の責任追及のため、京都アスベスト訴訟原告団へみなさんのご協力をお願いします。

 7月10日、たんぽぽの会は「夏の交流会」を開催。会員とその家族や組合役員など23人が参加しました。
 冒頭、寺前会長があいさつし、建設アスベスト提訴について「みんなで生きて結審を迎えたい。勝利までがんばっていこう」と訴えました。 引き続いて、アスベスト訴訟の意義について改めて学び合いました。

DSC00964.JPG 京都建労の仲間が中心になってつくる「京都建設アスベスト国家賠償訴訟」の原告団が6月3日、京都地方裁判所に提訴し、同日、「提訴支援大集会」を開催しました。
 この裁判は、アスベストの危険性を知っていながら、対策を講じてこなかった国と、利潤第一に石綿製品の生産を続け、建設労働者の被害を拡大した製造企業44社に賠償を求めるもの。
970-3-1.JPG 3月8日、京都弁護士会館で「京都建設アスベスト訴訟・原告・弁護団結団式」が開催され、健康被害者(組合員)5人をはじめとする27人が、マスコミ記者のカメラの放列の中、たたかいの開始を宣言しました。
954-1-1.jpg 5月19日、大阪・泉南地域のアスベスト被害患者らが、国の不作為責任を追及した国家賠償訴訟で、大阪地裁が原告・患者側の請求を認める判決を下しました。

「たんぽぽの会」へ / みんなあつまれ
953-1-1.JPG 4月29日、京建労会館で「京都建設じん肺・アスベスト被害者と家族の会」の結成総会が行われました。
 この総会には、建設現場で浴びたアスベスト粉塵が原因の疾病に悩む患者と家族、遺族、健康不安を抱える建設仲間など39人が参加しました。

 労働対策部は12月6日、「京建労労働安全衛生活動者会議」を開催し、各支部から57人の参加でこの間の運動交流とアスベスト問題についての学習をすすめました。
 講演は東京土建の三宅一也常任中執を講師に、「アスベスト被害掘り起こしのとりくみと首都圏アスベスト訴訟」をテーマに学習しました。

09.10.03泉南アスベスト集会 039.jpg 09.10.03泉南アスベスト集会 025.jpg

 10月3日に大阪市北区で行われた「大阪・泉南アスベスト国賠訴訟を勝たせる大集会」に全体で250人が参加。京建労から寺前武夫さん(アスベスト被害組合員)、万殿栄労対部長など4人が参加しました。

建設労働者のアスベスト疾患の掘り起こしや労災認定闘争の第一人者・海老原勇医師。

 【本部・酒井仁巳書記次長】11月30日、全建総連関西地協は、国労大阪会館にて「建設労働者アスベスト(石綿)被害救済講演会」を開催。関西地 協各組合の組合員はもとより、弁護士や医師など全体で102人が参加。京建労からは各支部労対部の役員・書記など28人が参加しました。

早期発見へ定期的な健診を

2008年3月 4日(火)

(労対部担当 酒井仁巳書記次長)

 アスベスト(石綿)はその粉じんを吸引してから、20年〜50年の潜伏期間を経て、肺がんや中皮腫など悪性の病気を発症します。肺がんや中皮腫は発症すると進行が早く、自覚症状が出た時には「手遅れ」という例も少なくありません。

労働局交渉に臨む京建労の代表ら(向こう側)。冒頭あいさつする田辺委員長

30年前の記憶を裏付け「元請不明」のまま認定

 乙訓支部のAさん(66)は、工事歴40年以上になるベテラン内装工。2004年9月の支部健康診断からX線写真の再読影を経て、CT検査に移行。

 京建労では現在、組合仲間のアスベスト関連疾患の早期発見・治療・労災認定をめざして、各支部が昨年秋に実施した健康診断を受けた仲間(3755人)の胸部X線フィルムの再読影を、民医連加盟各院所で実施中です。

国の無策が被害を拡大

 組合は、仲間のアスベスト疾病の早期発見をめざして、2005年秋の支部健康診断を受診された全3366人を対象に、専門の医師団がレントゲン写真を再読影するとりくみをこれまですすめてきました。

各地で石綿「一次健診」

2006年3月 1日(水)

アスベスト一次健診に訪れる組合仲間ら

 京建労アスベスト一次健診がはじまっています。1月25日からこれまでに577人の仲間がX線検査と問診を終えました。

アスベスト住宅相談コーナー

2005年11月 5日(土)

消費者の不安は多種多様/施工者は知識を深めよう

調査・除去費用などへの助成制度を要望

綾部市と懇談するキャラバンの一行。写真奥右から二番目が本部・小林書記次長。同左端が綾部支部・岩崎書記
 アスベスト被害が社会問題化し、行政として緊急の対策が求められるなか、京都市会第3回定例会において、国に対する「アスベスト対策の強化を求める意見書」が提出され、全会一致で可決されました。意見書の内容は次のとおり。
 組合員のみなさん、お手元には「石綿(アスベスト)の吸入・健康実態調査票」は届きましたでしょうか? このとりくみは、あなた自身の健康実態や石綿の曝露(ばくろ・粉塵を吸入すること)実態を明らかにし、石綿検診の受診などの予防措置に活用します。

20年間変わらない対応

【本部・中川市男書記次長】 6月29日に「クボタ」が自社従業員や周辺住民に、石綿が原因で重大な被害が出ていることを公表したのをきっかけに、堰を切ったように連日、石綿関連の報道が続いています。

アスベスト被害を考える市民シンポジウム。壇上にならんだパネリストたち。医療・労働行政・労働運動の視点から、意見交換が行われた。シンポジウムのようすは当日のNHKテレビに放映された。

 アスベストをめぐる社会不安が高まっている中、現場労働者や市民の立場から石綿被害の実情と今後求められる課題を明らかにしようと、9月10日午後から京都商工会議所で「アスベスト被害を考える市民シンポジウム」が開催されました。


会場を満員にして開催された特別教育

 京建労が9月5日から実施している、石綿安全予防特別教育・講習会は連日、会場いっぱいの受講者を集めています。


 建材や保温材など、さまざまな用途に使われたアスベスト(石綿)による健康被害が全国各地で顕在化しています。被害は周辺住民や家族へも広がり、「公 害」の様相も呈してくるなか、国はマスコミが大きく報道してから重い腰を上げ、ようやくアスベスト含有製品を2008年までに全面禁止とする方針を打ち出 しました。遅すぎる政府の対応が、浮き彫りとなっています。

アスベストへの関心は高い。京建労を頼って住民から電話が入る

 京建労は7月24日、未加入の建設仲間のためのトラブル相談として全建総連が毎年開催している「建設労働110番」を京建労会館で開設しました。