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いらかの波(No.983)

2011年10月24日(月)
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 自称占い師となった友人は、いつの間にか公称名が変わり、自前のタロットカードを持っていた。正直占いを信じない性質なのだが、「ちょっと被験者になってほしい」と連絡があり、どんなことを言うか好奇心にかられ出向いた。
 ドラマのように、机に置いたカードを裏返すかと思うと、一つひとつのカードの印象を聞かれた。そもそも占いとは何を基準にするのか、と聞くと「その人の要求とか、不安とか、はっきりしないものを聞きだし顕在化して、相手が本来望むことに近いのはこの道だ、とアドバイスする」と。「占い師は、いわば心理カウンセラーみたいなもので、道先案内人なのだ」と言う。
 仲間ふやし月間で、ビラやパンフレットを手にして動き回る京建労の組合員さん。組合に未加入の職人さんとの対話で、相手の現状や要望をくみ取り、「一人親方でも組合で労災保険をかけられるよ」など、仕事・くらしをよりよくする制度や、組合の利点を伝えることが各地で実践されている。
 そこにより現実味を帯びた道先案内人の姿を見た。職人さんの道先案内人は、現場で、くらしの中で、先に技術・情報を取得した職人さんなのだろう。すでに組合を知る仲間は未加入者の道しるべになり得る。  (綾)
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