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私の、みんなの、愛する醍醐 / やめてョ 乱開発

2010年1月 1日(金)
カテゴリ:

daigo01.JPG世界遺産の地に / 宅地開発の手
 伏見区醍醐地域は、「五重塔」が美しい世界遺産・醍醐寺を有する緑豊かな地域ですが、1990年(平成11)から、宅地開発計画が持ち上がり、上醍醐地域の山が削られる工事が始まりました。
 「1994年(平成6)にこの地に引っ越してきて、醍醐寺と周囲の緑にほれこんできたのに、ほかの町と変わらない状態になるのでは、地域の魅力が失われる」と、立ち上がったのは、この地域にくらしている、久保絹子さんら「だいご歴史さんぽの daigo2.JPG会」のメンバーら。

 醍醐寺が、世界遺産に登録されていることから、その周辺は、自然環境を守り、新たな開発をしてはならない地域(バッファゾーン・ユネスコで規定)されています。
 「さんぽの会」は、京都市・開発業者への申し入れをくりかえし、ねばり強くたたかってきました。
 久保さんも「そうした国際的な制限条項があるのに、なぜ開発を許可したのか、京都市の考えが許せないと思った」と話します。
 「上醍醐地域の緑と自然を守ろう」が、彼女らのとりくみスローガンです。
 宅地造成は、99年の開発許可から、7社が入れ替わりすすめられました。上醍醐地域の道路は狭く、工事用車両が道幅いっぱいで通行するという危険な事態になりました。
 久保さんら「さんぽの会」は、醍醐寺門前での署名活動や、地域自治会での対策会議を行い、造成に向かうダンプカーを、住民の「人間の鎖」で阻止したこともあります。


古典文学通じ / まちの魅力学ぶ
 醍醐寺とその周辺は、源平争乱の舞台のひとつとなり、「平家物語」に記述が見える地域。
 「さんぽの会」では、醍醐ゆかりの古典文学に親しみ、この土地への愛着を持ってもらおうと、「万葉集」や「方丈記」などの朗読・勉強会を開催。
 久保さんは「みんなにもっと、この土地の魅力を知ってもらい、自分が住んでいる『醍醐という土地』を愛してほしい」と話しています。

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