【京都大学・岡田知弘教授】
現代では、「人間の生活領域」(生活地域)と、「資本の経済活動の領域」(全世界)のかい離がはげしく、金融危機をつくりだしてしまった。
私たちは、こうした中、地域経済をつくる主体に目を向けるべきだと考えます。
地域経済の再生は、中小企業・個人経営の事業者・農林漁業や、住民が主体となるNPOなどが、活躍する受け皿をつくることから始めるのが適切です。
麻生首相が「百年に一度の難局」と繰り返し発言していましたが、経済危機は、天災でも、自然の循環でもない、資本の暴走を許した「構造改革路線」に原因があるもので、政治家が他人事のように発言するのはおかしいのです。
ところで「構造改革ノー」という、明らかな国民の審判で、自公政権が退陣しました。今度は、私たちの出番です。
いま、巨大資本の動向に左右されない、個性あふれる地域経済の再構築のとりくみが各地で始まっています。
地域経済が維持されるということは、地域で投資し、地域住民が参画して生産したモノが、地域で消費され、循環するという、「地域内再投資」がうまくいっています。
そういう地域では、地元の宝物を見つけ、それを住民が参加して磨き上げ、生かす、「魅力ある社会」をつくっているところに、特徴があります。
みなさんの地域での工夫に期待したいと思います。
◆おことわり この項は、昨年11月29日~30日、全国建設政策研究交流集会での講演「経済危機の打開と地域再生」の要旨です。 (見出しは編集部)
ところで「構造改革ノー」という、明らかな国民の審判で、自公政権が退陣しました。今度は、私たちの出番です。
いま、巨大資本の動向に左右されない、個性あふれる地域経済の再構築のとりくみが各地で始まっています。
地域経済が維持されるということは、地域で投資し、地域住民が参画して生産したモノが、地域で消費され、循環するという、「地域内再投資」がうまくいっています。
そういう地域では、地元の宝物を見つけ、それを住民が参加して磨き上げ、生かす、「魅力ある社会」をつくっているところに、特徴があります。
みなさんの地域での工夫に期待したいと思います。
◆おことわり この項は、昨年11月29日~30日、全国建設政策研究交流集会での講演「経済危機の打開と地域再生」の要旨です。 (見出しは編集部)
