組合は、仲間のアスベスト疾病の早期発見をめざして、2005年秋の支部健康診断を受診された全3366人を対象に、専門の医師団がレントゲン写真を再読影するとりくみをこれまですすめてきました。
このうち所見のあった449人(13・3%)の仲間に第二次健診の受診をよびかけ、CTスキャンによる診断活動を展開中です。
3月24日現在の受診数は153人(受診率34・1%)、キャンセル数は159人、この日までに医師団から検査結果の一部が報告されましたが、そ の内容は16人の受診者中、「異常なし」は6人、5人が「要精密検査」、さらに5人が「一年後再検査」とのことで、実に62・5%の仲間に、肺や胸膜の病 変もしくはその疑いがあることがわかりました。医師団の一人は「当初の予測より深刻な実態だ」とのべています。
組合からは449人の仲間に二次健診を案内していますが「仕事の都合がつかない」「その日は忙しいから」などの理由で検査をキャンセルされる仲間が多くありました。
今回、健診をキャンセルされた方の中には、疾病の発見が遅れ、本人の知らぬ間に体が蝕まれていくことすら、ありえない話ではないのです。
建設労働者は体が資本。組合ではアスベスト健診を無料で受診していただけるよう体制を整えています。これから健診期日がやってくる対象の仲間は、必ず受診しましょう。
