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石綿被害を市民レベルで考える/労働者・医師らがシンポ

2005年9月10日(土)
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アスベスト被害を考える市民シンポジウム。壇上にならんだパネリストたち。医療・労働行政・労働運動の視点から、意見交換が行われた。シンポジウムのようすは当日のNHKテレビに放映された。

 アスベストをめぐる社会不安が高まっている中、現場労働者や市民の立場から石綿被害の実情と今後求められる課題を明らかにしようと、9月10日午後から京都商工会議所で「アスベスト被害を考える市民シンポジウム」が開催されました。


 このとりくみは、京建労など労働組合でつくる京都職業病対策連絡会議・いのちと健康を守る京都センター、自由法曹団や京都民医連などが実行委員会を結成し準備したもので、当日は同会議所・大講堂に約100人の参加者があつまり、討論に参加しました。

講演する久永・愛知教育大教授

 シンポジウムでは、石綿問題を長年研究している愛知教育大学の久永直美教授が「石綿問題に適切に対処するために」と題した基調講演を行いました。

 久永氏は講演の中で、建設現場や一般的な日常生活におけるアスベスト粉塵と吸引の危険性や、現在も生産・使用がつづいているアジア諸国の現状にふ れ、被害をくいとめ救済するための課題として国家補償や労災認定基準の緩和、新たな曝露(ばくろ・粉塵を吸引すること)防止策の徹底、労働安全行政の強化 などを強調しました。

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