ナビゲーションをスキップ
  • 裁判の日程
いずれも(京都地裁101号大法廷)
  • アスベスト訴訟動画
たんぽぽの会

「司法の正義を切に望む」/1陣高裁で遺族が怒りの陳述

2017年3月 6日(月)
カテゴリ:
s1097-3-2.jpg
2016年11月4日から始まった、1陣大阪高裁での第2回期日が2月23日に行われ、京建労はじめ、10団体の支援含めて100人が参加しました。
 今回は、参加者全員が、傍聴できる機会を得て審議のやりとりを見守りました。
 
裁判では、最初に遺族原告の義経共同代表が原告意見陳述を行い「夫は、腹膜中皮腫で、入院中は酸素吸入をしながら『正直者がバカをみるんやな』と嘆き、数日後『俺よっぽど悪いことしてきたんやな』と、やっとの声で話したのが最後の会話となりました」と夫の悲しみや怒り、無念さ、死への恐怖心があったことをのべ、最後に「遺族として裁判長へ申し上げたいことがあります。現在、アスベスト被害者が日々、全国で広がりつつあります。国や石綿建材企業は、これまで危険なアスベストをどうして、国内に蔓延させたのでしょうか。まじめに働く多くの労働者の命の尊厳を無視して、家族から夫を奪い...。この裁判で、司法の正義を切に望み、信じております」と結びました。
 期日終了後には、報告集会を開催。吉岡委員長からは、「裁判長が控訴理由書の内容について、2つの企業から同じような文章が出てきていることを指摘し『あまり内容がありませんが...』と発言したことなど、立証の面で、企業側を追い込んだ言葉だった。高裁でも公正な判決を求めるために、みなさんに支援もいただきながら頑張っていく」とあいさつ。
s1097-3-1.jpg
 連帯のあいさつとして、建設アスベスト大阪訴訟の郡家共同代表、京都総評鎌野副議長、京都職対連の芝井事務局長、いのちと健康を守る京都共同センターの新谷事務局長から激励のあいさつがありました。
 1陣原告を代表して、共同代表の義経若枝さんが話し「今日の意見陳述をするにあたって、書いているうちに、国や企業に対して怒りが湧いてきて怒りをぶちまけた内容でした。引き続きご支援を」と訴えました。
 おなじく共同代表の三須磨さんは「京都地裁の勝利判決で、裁判は終わったと思っている組合員がたくさんおられる。2陣も始まって、たたかいはこれからなのでよろしくお願いします」と訴えました。
 最後に村山弁護団長が「2月14日の札幌判決で国の責任が認められ、国には5連勝している。国が解決に向けて動きはじめれば、メーカーは動くはずだ。大きな企業が動けば、小さい企業もついてくる。土俵はできあがった」と決意をのべて終了しました。
【建築ニュース1097号(2017年3月15日付)】
Clip to Evernote  Check