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たんぽぽの会

関西アスベスト訴訟の勝利判決を/国会議員・秘書86人も参加し救済へ全力

2015年12月14日(月)
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  「来年1月、関西建設アスベスト訴訟(大阪・京都)で連続勝利判決を」のスローガンを掲げた院内集会が、11月19日に衆議院第一議員会館大会議室で開催されました。主催は、関西建設アスベスト京都訴訟原告団・弁護団等4団体、後援は、全建総連等5団体。この集会は、2016年1月の大阪・京都の地裁判決が迫る中、判決をテコにその後の政治解決の動きを作っていく目的で行われ、支援団体24団体、国会議員・秘書86人含めて会場いっぱいの382人が参加しました。
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 集会では、自民党建設技能者議連の佐田会長のメッセージ(田野瀬衆議院議員が代読)が読み上げられた他、民主党、維新の党、共産党、社民党の各国会議員のあいさつがあり「アスベスト被害の救済について全力をあげる」旨の決意がのべられました。
 講演では、「広がるアスベスト被害」と題して、神戸新聞編集部長兼論説委員の加藤氏から、自身が行ってきた尼崎クボタ禍や世界の石綿調査等を通じた今後の被害拡大への危機感、企業責任が問われていない状況などを告発し、建設アスベスト判決の意義が語られました。
 原告団の決意表明では、「夫も息子もアスベストの病気で亡くなった。私も現場に出ていてプラークが見つかった。まじめに働いてきただけなのになぜ、こんな目にあわないといけないのか。このような苦しみを広げないためにも早期に解決してほしい」との涙ながらの訴えや、京都を代表して松村共同代表からも「今年に入って原告が6人亡くなり寂しい。しかし、亡くなった仲間の分も含めて必ず勝利判決を勝ちとりたい」と決意表明がありました。最後に、吉岡京建労委員長の閉会あいさつと団結がんばろうで締めくくられました。
 参加者は、その後、26班に分かれて156人の国会議員に対して、要請行動を行いました。

11月 院内集会で 被告企業要請で原告ら懸命の訴え

 また、裁判で被告になっている企業に対して、「①建設石綿被害者補償基金への理解 ②交渉に応じて建設アスベスト訴訟の早期解決 ③被害者の声を聞くこと」を要請する「被告企業行動」を、24日は東京にある企業に、26日は大阪にある企業本社に訪問して行いました。
 しかし、あらかじめ入り口を封鎖し、警備員のみの対応の企業や、担当者が出てきて要望書を受けとるのみで原告の話も聞かないような対応をする企業もありましたが、参加した遺族原告の北村さんは「普通、食品等に異物が混入したりしていたら、すぐに担当者なり社長なりが謝りにくるでしょう。同じように、建材を購入しただけなのに、私たちが東京まで謝ってほしいと言いに来ないといけないのは不思議で仕方ありません。私は夫を亡くし、孫はいるけど、こんなアスベストがたくさん使われていて、いつ曝露(ばくろ)するか分からない建設業にかわいい孫をつとめさせるのは不安です。責任をとって、安心して働けるようにしてほしい」と懸命に訴え、社長に必ず伝えるように要望しました。
【建築ニュース1072号(2015年12月15日付)】
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