永田 萠
京都をまもる心意気をバックアップする制度
画家 永田 萠
「観光都市京都」といわれていますが、永い京都の歴史のなかで「観光」が意識されてから、まだ日が浅いと思っています。観光むけの顔をつくらずとも、もっと鷹揚に、伝統産業をはじめとする日々の営みが京都を支えてきたのではなかったでしょうか。
京都を訪れる、観光地に飽き足りないリピーターは、京都の魅力を、町家の暮らしぶりや路地のたたずまいなど、京都の暮らしの魅力として感じておられます。それが今、すさまじい変わりようをしているのですから、行政が至急に手を打つべきだと思います。
一軒一軒の家が点として町並みを作り、京都の美しさを支えているのですから、暮らしぶりに口だしはせず、住宅改修に金銭的援助をするのは、実に適切で有効だと思います。町並みが息づく方法として是非実現してほしいですね。
