久米 弘子
愛着のある家に住み続けられるように
弁護士 久米 弘子
京都は古い家がたくさん残っています。昔ながらの木造建築物は、京都の気候にも景観にもよく合っていますし、意外と丈夫で永持ちするそうです。
それなのに、このところ、あっという間に古い建物が取りこわされてガレージやマンションになってしまうのは残念です。古い家は、今の生活様式に合わないところ、たとえば台所や風呂、トイレなどが不便ということもあるでしょう。地震が心配ということもあるでしょう。
でも、改修すれば、愛着のある家で気持ちよく住み続けられます。そんな時に、自治体が京都のまちと住民の暮らしを守るという気持ちを込めて、ほんのちょっと援助してくれれば、やっぱり取りこわしてしまわずに改修して住み続けようという気持ちになるものです。
これは又、不況に苦しむ地元の大工さん、左官さん、電気、水道、ガス屋さんなど、たくさんの建築関係の業者さんたちに仕事を生み出すことになります。このことが地元経済全体に及ぼす効果は、大きなものになります。
既に住民の住宅改修に助成制度を設けている自治体があると聞いています。この京都でも、皆様とご一緒に、ぜひ実現させましょう。