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アスベスト使用禁止の国際的な動きは?

国の対応が遅れて被害が拡大 アスベスト使用禁止の国際的な動きは?

 欧州では早くも1980年にノルウェー、デンマークが使用禁止したのをはじめ次々と禁止国が増え、ついに1999年にEUヨーロッパでの全面禁止に踏み切りました。

 アメリカでは全面禁止には至っていませんが、使用量は激減しています(今の最大の焦点はアジアで、中国、タイ、ベトナム、フィリピン等では今なお消費量が増えています)。

 ILO(国際労働機関)は1986年に最も毒性の強い青石綿の使用禁止、吹付け作業の禁止など定めた石綿の使用における安全に関する162号条約」を採択しましたが、日本がこれを批准(ひじゅん)したのは社会問題化した2005年7月でした。

アスベスト輸入量の推移と規制などの動き(財務省貿易統計などをもとに作成)

戦争で中断(42年 輸入量0)、ニューヨーク科学アカデミーアスベストに関する国際会議(64年 輸入量約15万トン)、WHOとILOの専門家会議が発がん性指摘・日本共産党の山原健二郎衆院議員が追及(72年 輸入量約28万トン)、石綿の吹付け原則禁止(75年 輸入量約25万トン)、アイスランドが使用禁止(83年 輸入量約23万トン)、ILOがアスベスト安全条約採択(86年 輸入量約25万トン)、EUで茶・青石綿の使用禁止(93年 輸入量約21万トン)、日本で茶・青石綿の使用禁止(95年 輸入量約20万トン)、使用原則禁止(04年10月 輸入量約20万トン)、全面使用禁止(08年までに)