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日本国憲法 施行70年 憲法をくらしに生かす社会へ
5・3憲法集会in京都に2800人

2017年6月7日

 5月3日は、1947年に日本国憲法が施行された日です。この「憲法記念日」にあわせて毎年開催されている円山公園音楽堂での集会「いいね!日本国憲法施行70年 生かそう憲法 守ろう9条 5・3憲法集会in京都 市民と野党の共同の前進を」に2800人の市民が参加し、京建労からは449人が参加しました。
この日、安倍晋三首相は日本会議が主導する「改憲集会」にビデオメッセージを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と明言しました。
この安倍首相の姿勢に対し、集会に参加した野党各党の代表者はそれぞれの立場で批判。そして「日本の平和と憲法を守るためには、市民と野党各党の共闘が前進することが重要」との見解を示しました。

 京都弁護士会からは福山和人弁護士が代表であいさつに立ち、憲法施行70年を記念した会長声明を読み上げました。声明では「平和主義、国民主権、基本的人権の尊重を3大原則とする日本国憲法は、戦争で傷ついた国民から歓迎をされ、70年の時を経て社会に定着しました。京都弁護士会は市民の皆さんとともに憲法の理念が生きる社会実現へ努力していきます」と立憲主義回復と平和憲法を守る立場で市民と連帯していくことをあらためて表明しました。
集会では関西学院大学教授の冨田宏治さんから「みつめよう! 日本の現状 平和とくらしの共同の発展を」と題した講演が行われました。(詳細は上記を参照してください)

野党共闘の前進で 改憲政治の野望打ち砕く

 集会は後半に入り各界や個人による「憲法パフォーマンス」が行われ、会場をおおいに沸かしました。
なかでも福知山平和委員会からの京丹後市に建設された米軍基地問題についての報告では、会場からも米軍や日本国政府の横暴にため息が漏れていました。
米兵が米軍基地から、福知山市にある陸上自衛隊福知山駐屯地の射撃場を利用している実態、その利用の説明は一部の住民にしか行われず、隣接地域の住民は置き去り状態にある実情が報告されました。

 説明に立った平和委員会の水谷さんは「この状況はまさに『京都に2つ目の米軍基地ができた』といっていいと思います。米兵は近々マイカーでこの射撃場に来ることでしょう。日米地位協定によって彼らは守られており、違反をしてもとがめられることはない。住民が被害者になっても補償もどうなることやら。まさに我々は植民地と同じです」と説明し、会場からは「米軍基地は日本に必要ない」との声も上がりました。
最後に参加者全員の確認のもと、「憲法をくらしに生かす社会づくりと野党共闘の前進で改憲勢力の野望を打ち砕こう」と記したアピール文を採択。その後は京都市役所前まで「憲法ウォーク」を行い、「平和憲法を未来に残そう」と道ゆく市民や観光客にアピールしました。

 

【建築ニュース1102号(2017年6月1日付)】

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