第47回住宅デー 6月9日(日)
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2017年総選挙の結果について/執行委員長吉岡徹

2017年11月13日

組合員・家族のみなさん。10月22日投票の衆院総選挙は突然の国会解散に、新しい野党共闘の枠組みができるなど政党状況の目まぐるしい変化で迎える文字通り、大荒れの選挙戦となりました。
京建労はこの総選挙で、史上最悪の安倍政権の継続と、「改憲」を許さないことを最重要課題と位置付け、仲間ふやし運動と選挙闘争の両立を追求する方針を確定し、政党支持の自由は大事にしつつ、すべての仲間に安倍政権打倒へ、決起をよびかけました。結果は自民党・公明党に引き続き3分の2以上の議席を許す結果となり、安倍政権打倒はなりませんでした。
分断された野党共闘ですが、当初からの提唱者である共産党のブレない努力と、立憲民主党が誕生したことで、「市民連合」が繋ぎ役となる新しい野党共闘が誕生し、立憲民主党の躍進につながりました。政権打倒の大義のため67小選挙区で候補者を降ろし、「野党共闘勝利」「比例躍進」の両方を追求した共産党は議席を減らしましたが、野党共闘の前進に大きく貢献しました。
安倍政権の継続を許したことで、「改憲」がいよいよ現実のスケジュールにのぼります。しかし9条改憲は依然、多数世論が「反対」です。まずは改憲発議をさせない、仮に国民投票に持ち込まれても、阻止できる世論をつくるため、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国3000万人署名」を大きく広げなければなりません。
新しい野党共闘は「消費増税凍結」「原発ゼロ」などで一致する、従来以上に質の高いものになります。安倍政権を打倒できるのは、やはり“市民と野党の共闘”であり、そこに日本の未来があります。その大きな一翼を担う京建労の役割はますます重要です。憲法と民意無視、国政私物化の安倍政権にこれ以上好き勝手させるわけにはいきません。
たたかいの基礎的力量を高め、安倍改憲阻止、消費税増税中止、安倍政権の一日も早い打倒を必ずや勝ちとりましょう!

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