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雪舞う中で200人が府庁包囲/建設従事者の処遇改善へ/「くらしていける賃金」求め請願行動

2023年3月2日

 京建労は2月21日に「京都府庁包囲・個人請願行動」を行い、京都府内各地から組合員や家族など約200人が参加しました。
時おり激しく雪が舞う中で、午後1時に京都府庁東門前で行動がスタート。平山委員長はあいさつで「資材高騰、光熱費高騰など私たちの仕事とくらしはまさに危機に瀕している。この声を自治体に届けるとともに、建設従事者の処遇改善を勝ちとろう」とよびかけました。続いて趣旨説明に立った酒井書記長は「多くの仲間が仕事を休んでこの場に駆け付けてくれた。まさにこの行動は要求実現へ向けたストライキだ。何としても処遇改善を勝ちとろう」と話しました。
 請願行動では参加者全員で京都府職員に請願書を手渡し、若者が育つ建設産業へ京都府の施策拡充を求めました。
その後、本部と支部の代表者は京都府との交渉へ向かい、それ以外の仲間たちは府庁周辺でのデモののち、府庁正門前を中心とした包囲行動(ストライキ)へと移りました。包囲行動では、アスベスト勝利記念で配布した赤いのぼりをもって関係労組の仲間も駆けつけ、京建労の仲間を励ましました。
京都府との交渉では京都府側は指導検査課や住宅課などの担当者7人が参加。請願項目に沿って回答がありましたが、多くは前年を超える回答はありませんでした。組合側から「現場従事者の実態を見つめ、一緒に調査してほしい」と再三求めるものの、「調査の必要はない」と意見は平行線をたどりました。石綿調査・除去費用の助成については「知事会を通じて国に求めている」と前向きな回答を得ることができました。
交渉終了後は包囲行動に参加していた仲間とともに府庁に向かって団結ガンバローを行い、行動を締めくくりました。

【建築ニュース1220号(2023年3月15日付)】

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