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同志・福山候補とともに大奮闘/つないで広げた京都市長選挙

2020年2月19日

京建労の組合員と家族、建設の仲間の皆さん ありがとうございました

2月2日に投開票された京都市長選挙で、京建労は福山和人候補を推薦し、勝利をめざしてたたかいました。結果は、福山侯補が16万1618票を獲得しましたが、当選はなりませんでした(投票率40・71%、門川大作候補21万640票・村山祥栄候補9万4859票)。
福山候補の抜群の「候補者力」と、市民の切実な要求で練り上げられたマニフェスト「すぐやるパッケージ」が、多くの市民の共感を広げて、市民要求で対話すればどんどん支持が広がる選挙でした。
日本共産党・れいわ新選組が推薦し、新社会党府本部・緑の党府本部の支持を受けて、多くの市民団体や、立憲サポーター・無党派などさまざまな立場の市民(個人)が「つなぐ京都2020」に結集して、正真正銘の市民的な共闘が広がった選挙となりました。
一方、現職陣営は「共産党市長は『NO』」という、虚偽のヘイト新聞広告を掲載し、「市民を愚ろうするもの」「あまりにもひどい」と批判が噴出して、全国的な話題となりました。
現職4選批判もある中で、オール与党体制維持のためだけに現職を担ぎ、与野党相乗りを継続した国政野党の府連組織は、自らの支持者と党中央組織との関係でも矛盾を深めました。
出口調査(京都新聞)によれば、福山候補は、無党派層で1位の38・7%、立憲民主支持層からも1位の45・4%、社民支持層からは100%の支持を獲得。
京建労の仲間たちは、アスベスト訴訟をたたかう同志・福山候補と共に選挙戦をたたかい、「7大要求」を掲げてたちあがりました。組合員対話数が2万914件に達した活動に参加した仲間は、累計で5572人にのぼりました。
 アスベスト訴訟をたたかう原告のみなさんも各地域の演説会で訴えるなど奮闘されました。また、全国から駆けつけた建設仲間154人(のべ384日)の支援にも大きく励まされました。京都市外の全支部が支援行動にとりくみ、今回の選挙で政治闘争に踏み出した次世代層の活躍も従来以上にみられました。
大奮闘された役員のみなさん、周りに支持を広げていただいたみなさん、投票所に足を運んでくれたみなさん、そして、全国から支援をいただいたみなさん、すべての仲間のみなさんに感謝申し上げます。

 

「未来につながる京都に拍手を」/報告集会にて福山さんのあいさつより

 みなさんに、昼夜を分かたぬご支援をいただきましたことに、感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
今回のたたかいは本当に残念な結果だったと思います。ただ、2年前の知事選挙の時に「つなぐ京都」という新しいたたかい方をつくりあげた訳ですが、人と人とのつながりは、より一層豊かで力強いものとして発展させることができたのではないかと思います。各行政区で市民と野党のみなさんの共同を前進させ、今後の我々のたたかいに大きな橋頭堡(きょうとうほ)を築くことができました。
みなさんが紡ぎだされた言葉は、確実に人々の心をとらえて、未来につながるものになったのではないか。お一人お一人が主人公として選挙に関わっていただきました。このことに、みなさんに心から拍手を送りたい。ありがとうございました。(文責編集部)

【建築ニュース1159号(2020年3月1日付)】

 

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