いらかの波 No.1226
2023年6月5日
第71回定期大会が4大会ぶりに2日間かけて開かれた。これから3年間、私たちを取り巻く環境は大きく変わることになる。その最初の年となる2023年に2日かけて意見を交わし、大会に参加しているみんなでこぶしを固めあえたことは大きなことだ▼インボイス制度への対応と、廃止に向けてのとりくみ、石綿含有建材の調査と適正処理、働き方改革の全面適用に向けての対応、私たちが健康にくらしていくための建築国保を守るたたかいなど、私たちの生活と仕事に変化のおきる年が続く▼世の中の動きをただ見ているだけでは苦しくなるばかりだ。今こそ、みんなで一緒に力をあわせて声をあげていくときだと感じた。事業所や労働者、一人親方などすべての仲間、それぞれの立場は違うけれど、思いが一致するところは必ずあるはずだ。京都府内20支部の役員の皆さんが、率先して学習し世の中の動きを見極めて思いをぶつけあい、その中でこれから向かう方向が一歩ずつ見えてくと私は信じる▼そのためにも私たちと同じ思いを持ち、一緒に行動してくれる仲間を一人でも多く迎え入れ、これまで以上に歩みを強めよう。今が踏ん張りどころ、組合内外問わず働くみんなとともに前進あるのみ。（政）
【建築ニュース1226号（2023年6月15日付）】
