第46回住宅デー 6月11日(日)
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Web建築ニュース

いらかの波 No.1173

2020年11月16日

新型コロナはさまざまな生活と活動の様式の変化を求めた。「マスク着用」「手指の消毒」「ソーシャルディスタンスの確保」は瞬く間に世界の常識となり、組合活動も変化した▼「組合員訪問ができない」。この窮地に組合活動家たちはアイデアを駆使し、非接触型の「つながり強化」を試みた。電話での声かけや郵送による情報提供など、苦しむ建設従事者に「それいっぺん京建労に相談してみたら」と手を差し伸べ続けた▼何よりもその期待を裏切るまいと連日連夜、仲間の声に寄り添い、相談活動に邁進した書記局の活躍も歴史に刻むべきだろう。相談は7000件を優に超える。感染リスクを回避しながら、対話を止めなかった同僚たち。今でも胸が熱くなる▼そして不安の中で迎えた秋の仲間ふやし月間。訪問先では「待っていたよ」の声、「世話になったから何かできることあるか」との申し出。新型コロナに向き合い、広げに広げた組合の価値は739人が加入する歴史的成果を生み、試み続けた「つながり強化」は大輪の花を咲かせた▼季節はもうすぐ冬。一層の感染拡大が予想される。これからも新たな活動様式が求められることは必至だ。そのたび私たちは困難に向きあい、乗りこえてゆく。(熟)

【建築ニュース1173号(2020年12月1日付)】

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