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憲法公布から75年 憲法集会/「9条変えるな」は市民の多数派

2021年11月18日

 1946年11月3日に日本国憲法が公布され、今年で75年が経ちました。今なお日本の平和と国民のくらしを守り続けている日本国憲法。憲法を守り、育もうと開催された「憲法集会」には多くの市民が集いました。

京都市東山区の円山公園音楽堂を会場に開催された「生かそう憲法 守ろう9条 11・3憲法集会in京都」は午後1時30分に開始され、およそ1300人の市民が参加しました。コロナ感染防止のためマスク着用と手指の消毒を必須とし、間隔をあけての着席など対策を十分にとっての開催となりました。
開会スピーチでは、同志社大学教授で憲法9条京都の会代表世話人をつとめる岡野八代さんが立ち、「私はコロナ禍において、憲法の大切さを噛みしめてきました。戦争を放棄した9条は、どんなときにも政府は国民の命を犠牲にしてはいけないといっています。コロナが落ち着きを見せる中、皆さんと集い改めて日本国憲法の大切さを確かめあいたいと思います」とあいさつしました。
続いて各政党からのあいさつが行われ、日本共産党や社民党、れいわ新選組などの代表者があいさつ。立憲民主党と国民民主党からはメッセージが寄せられました。
講演では「憲法を活かす日本をつくる」と題し、ジャーナリストで九条の会世話人の伊藤千尋さんが登壇。10月31日に行われた総選挙の結果を踏まえながら、憲法を守るたたかいのこれからを語りました。(左記参照)
最後に憲法9条京都の会事務局で弁護士の岩佐英夫さんから「総選挙後の改憲をめぐる情勢」について報告がありました。岩佐さんは「5月にNHKが行った世論調査では、9条の改憲については32%が『必要ない』と答えています。『必要ある』と答えた人は28%でした。前年との比較では『必要ない』と答えた人は微減しており、少しずつですが世論も変化しています。今回の総選挙では改憲補完勢力である日本維新の会が議席を回復しました。参院選と同時に国民投票を行おうと発信しています。何としても世論の力ではねのけなければいけません」と運動の強化を訴えました。
集会終了後は京都市役所前まで憲法ウォークを行い、市民に「憲法9条を守ろう」と訴えかけました。

【建築ニュース1194号(2021年12月1日付)】

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