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心に仲間感じて復旧支援/支えあう活動に共感 建設青年が輝く組合

2019年1月1日

 2018年は日本全国が大きな災害に見舞われました。私たちは被害者として、支援者として、そして施工者として災害に向き合い、今でも対応に追われている仲間もいます。今回の災害でも対話や訪問を通じて仲間の状況を確認し、組合として支援活動を行ってきました。
 「困難あるところに旗たてて」。京建労で脈々と引き継がれるこの言葉。今回の災害でも、この言葉を真ん中に多くの仲間が組合に団結し活躍しました。声をかけ合い、支えあう活動を通じて、大きな一歩を踏み出した青年を取材しました。

右京支部青年部長の深田さんは組合に入って1年2ヵ月、支部青年部長になって半年のニューフェイス。「自分が災害支援のボランティアに参加するなんて想像もしなかった。組合に入ってからめまぐるしく人生が動いています」と、この1年を振り返ります。
2018年7月に発生した西日本豪雨は、京都府北部にも大きな被害をもたらしました。現地青年部のよびかけにより、被災した仲間への復旧支援活動が行われ、本部や支部青年部の仲間も駆けつけました。
 深田さんもよびかけに呼応し駆けつけたひとりです。「仲間から『力貸してくれへんか』と声かけられて、力になれるならと決意しました。右京支部の仲間にも『一緒にやりませんか』と勇気を出して声をかけてみました」と当時の状況を話してくれました。

自分の存在が人の役に立つならば

深田さんの声かけに応え、ともに被災地に向かった西村書記は「正直驚きました。まだ加入して間がない中で、グッと前に踏み出してくれた瞬間でした。支部の書記局間で相談し、全面的に彼の思いを支えようと装備や物資を大急ぎで揃えました」と話します。

必ずそばに先輩がいる/青年部を分会から支える

青年部を中心に活躍の幅を広げている深田隼也さんですが、所属する嵐山分会でも2018年度から副分会長をつとめています。
分会建設をしていく中で、若い世代の意見をしっかり取り入れようと白羽の矢が立ちました。
「彼の青年部活動を分会でバックアップしようと、分会が団結している」と話すのは分会長の佐々木さんです。「深田君は生まれも育ちもこの地域。地元の若い子がいるというだけで分会に活気が生まれました。久しぶりにバーベキューなんかも企画したんですよ」と佐々木分会長は活気が戻った嵐山分会に胸を張ります。
秋の仲間ふやし月間に入り、深田さんは班長さんと西村書記とともに嵐山分会内の青年層へ訪問行動を行います。青年部の企画のよびかけがメインの行動でしたが、訪問すると同級生やつながりのある仲間が多く、対話も弾みました。
分会会計の奥さんは「若い子と分会の接点ができた。青年・次世代層と分会の距離は縮まっている。次世代建設ではエンスト状態だった分会のギアを、深田君がつないでくれた感じかな」と分会が確実に前にすすもうとしている実感を語ってくれました。
嵐山分会の活動について深田さんは「僕ひとりで訪問行動はできません。行動するときには必ず分会の仲間がそばにいてくれるんです。対話はまだ苦手ですが、育った場所なのでやれることからがんばっていきたい」と話してくれました。

 

【本部青年部副部長・上岡さん】
僕が所属する支部の仲間が水害で被災し、青年部のみんなに助けを求めました。
深田君とは現地で初対面だったのですが、到着するなりあいさつもほどほどに、一心不乱に砂利を運んでくれていました。休みなく作業を続ける深田君の姿を見て「仲間を助けに来てくれたんだ」と胸が熱くなったのをよく覚えています。
【右京支部書記長・登本さん】
青年部長としてさまざまな運動に参加し、停滞していた青年部を動かしてくれました。他労組や地域の青年仲間とのつながりも大切にしてくれていて、控えめながら存在は十分に輝いています。
彼の存在が右京支部の次世代建設運動をボトムアップしてくれているのは確かな事実です。

【建築ニュース1136号(2019年1月1日・15日付)】

 

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