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京都2陣訴訟/本人尋問震える声で訴え

2018年2月8日

 1月25日、京都地裁にて関西建設アスベスト京都2陣訴訟の第5回期日が行われ、原告本人への尋問が行われました。1陣高裁、2陣地裁含めて2018年初めてとなる期日には各支部から95人の支援者が駆けつけ、尋問に立った仲間に傍聴席から無言のエールを送りました。

この日の口頭弁論は午後2時に開廷され、原告本人への主尋問と被告側からの反対尋問が行われました。
酸素吸入器を傍らに証言に立った長谷行雄さん(伏見)は、原告弁護士の秋山さんの質問に丁寧に答えていきます。職歴や現場での経験など、裁判長を見据えながらはっきりとした口調で証言を行いました。
主尋問の最後に秋山さんから「何か伝えたいことはありますか」と問われた際には、今までと打って変わり涙を流し震える声で「私にはアスベストによる疾患で若くして亡くなった同僚仲間がいます。彼の分まで生きて判決を見届けたい。そのためにも早期解決を望みたい」と訴えました。傍聴する仲間たちもうなずき涙をぬぐっていました。
なお被告側からは国と太平洋セメント㈱、ニチアス㈱が質問に立ちました。

 

解決望む民意が、裁判所を動かす

閉廷後に新島会館で行われた報告集会では、参加者から長谷さんに労いの言葉がかけられ、長谷さんもほっとした表情を見せていました。
2陣原告団の共同代表をつとめる北村せつ子さんは、あいさつで「今日の長谷さんの姿を見て亡き夫を思い出し、涙が止まらなかった。職種は違うけれど下職としてまじめに従事してきたのに、蝕まれた体になるなんて。長谷さんには長生きしていただきたい。皆さんも早期の全面解決にご協力ください」と涙ながらに訴え、支援者からも大きな拍手が送られました。
続いて弁護団の福山事務局長からは、1陣も含めた進行状況が報告され「1陣の高裁では2月9日に結審を迎えます。裁判所へ解決を望む民意を示すことが非常に重要な段階です」と傍聴行動や署名活動の重要性を強調しました。
集会は行動提起(右記参照)の後、佐藤労対部員による団結ガンバローを全員で唱和し、締めくくられました。

【建築ニュース1116号(2017年2月1日・15日付合併号)】

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