Web建築ニュース

いらかの波 No.1208

2022年7月15日

深い悲しみをもたらした原子爆弾を投下したアメリカ軍の基地に、無差別大量虐殺を受けた、我が国の政府が出向く。「核共有」「軍事費倍増」などと勇ましく▼核なき世界へ、「ウィーン宣言」は、核兵器はいまや国際法によって禁止されたことを再確認し合い「核兵器は、平和と安全を守るどころか、強制や威嚇、緊張の高まりにつながる政策の道具として使われている。(中略)核抑止論の誤りを、これまで以上に浮き彫りにしている」と指摘した▼2022年6月21日から23日にかけてウィーンで開かれた「核兵器禁止条約第1回締約国会議」で採択された「ウィーン宣言」。同会議には署名・批准国のほか、NATO加盟国ベルギー・オランダ、アメリカの同盟国オーストラリアなどもオブザーバー参加。世界唯一の戦争被爆国である、我が日本政府の参加はなかった▼2022年6月21日・22日の両日、日本政府はアメリカのキングスベイ海軍基地へ出向いた。核廃絶へ、世界がヒバクシャと手をつなぎ歴史的な歩みを始めた、まさにその同日に合わせ「日米拡大抑止協議」で、原子力潜水艦まで視察した▼「アメリカいいなり」を体現した、現日本政府のメッセージと受け取ったが、それで間違いないか。(巧)

【建築ニュース1207号(2022年8月1日付)】

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