Web建築ニュース

いらかの波 No.1164

2020年5月1日

新型コロナウイルス感染症がよびこむ大不況。建設業界に再び真冬の時代が来るのか▼「仕事がありません」「先行きが不透明」「お金がない」など直面している困難がアンケートで寄せられている。届いた悲鳴はできる限り支部に返し、対応できるように心がけている。もしかしたらその一声で救える何かがあるかもしれないからだ▼2008年のリーマン・ショックでは、建設業界も一気に冷え込み、組合を離れる仲間が急増した。支部の窓口で転職を機に組合をやめる仲間が「大工やめたくない」と、泣きじゃくっていた姿が脳裏から離れない。事業主層では自死や失踪も急増した。自分にできることはないかと奔走したが、救えなかった命もあった▼さまざまな場面で訪問対話を中心に困難を乗り越えてきた京建労。その訪問対話が今、窮地を迎えている。訪問や集まっての行動が組みにくい中で、いかに仲間とコミュニケーションをとるか、情報収集をするか。迫りくる不況、困っている仲間は必ずいる。70年の歴史が今試されている▼建築ニュースも合併号となるが、その役割はなんら変わらない。仲間に寄り添い、励ます。「なんかあったら、京建労に相談しぃや」の声を届け続ける。(熟)

【建築ニュース1164号(2020年5月15日・6月1日付)】

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