Web建築ニュース

いらかの波 No.1150

2019年10月3日

9月20日、日本対ロシア戦を皮切りに、ラグビーW杯が始まります。みんなで「ブレイブブロッサムズ」日本代表を応援しましょう▼日本各地12都市で開催されるのですが、その中に東日本大震災で甚大な被害を受けた釜石市があります。釜石市は「鉄と魚とラグビーのまち」を掲げていて、日本選手権を7連覇した新日鉄釜石がある街です▼その新日鉄釜石のOBや仲間、住人たち、そして市が震災復興のひとつとしてラグビーW杯の誘致とスタジアム建設に動き出しました。誘致は成功し、「釜石鵜住居復興スタジアム」も完成しました▼スタジアムがある場所は震災前、釜石東中学校と鵜住居小学校が建っていた場所です。この場所は津波の被害を受けましたが、日ごろの防災教育が実を結びほとんどの生徒たちが助かったというできごとは「釜石の奇跡」として有名です。そしてスタジアムには「絆シート」と称される観客席があり、震災と水害に見舞われた熊本県の施設から寄贈された座席を再利用しています▼大きな自然災害に見舞われた釜石市や熊本市、神戸市でW杯の試合が行われることが、少しでも今後の発展に影響を与えてくれるようになれば、大会は成功だと思えるでしょう。(今)

建築ニュース1150号(2019年9月15日付)

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