Web建築ニュース

いらかの波 No.1149

2019年8月6日

これからの世界を思い描くとき、まず見えてくるのが徹底した監視・管理社会の台頭だ。顔認証技術の発達した中国の「深セン市」にある小学校には、もはや校門はない。代わりに登場したのが生徒たちの通過する場所に設置された「顔認証ゲート」だ▼日本でもやがて経済行為から思想まで、あらゆるデータがマイナンバーに紐付けされるだろう。あの手この手で、人間はAIに一元管理されていくようになる▼では、いったい誰が人々を管理しているのか。管理者が国民のためを思う国家ならまだいい。しかし実際には、国家を背後で操っているグローバリズムこそが人々の管理者なのだ▼日本はいま、種子法廃止により伝統の農業やお米、さらには水道などのインフラも「自由化」の名の下に、彼らの手に渡りつつある。こうした道徳なき過剰な資本主義に対して暴利をむさぼるグローバリズムの行く先は、世界中が貧困化した社会である▼今回の選挙も投票率をあげるためにアウトドア製品等で知られる「パタゴニア」は投票日を全店休業にした。ユーチューブでは「選挙にいくな」と怒鳴るおばさんが、すこしは重い腰をあげさせたかもしれないが、とにかく目覚めてくれ。社会を変えていくために。(空)

【建築ニュース1149号(2019年8月15日・9月1日合併号)】

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