Web建築ニュース

いらかの波 No.1137

2019年2月6日

あと数ヵ月で平成元号ともお別れです。ふと財布の中を見ると、使いさしのテレホンカードがあった。平成の最初は「テレカ」と「ポケベル」が普通だったなと懐かしくふり返る。みなさんにとって平成はどんな時代でしたか。ふと考えてみてはいかがでしょうか。何か感じるものがあるかもしれませんね▼話は変わりますが、「縄文時代」があったのはご存知かと思いますが、その時代には所有の概念が無いので必要な人に物をまわしていくのです。例えば自転車が無く不自由している人に自転車を寄付するとします。さぞ喜んでいるだろうと確認すると、翌日にはまったく他人の手に渡っているのです。そうして循環させていたそうです▼善悪においても、現代人のように区別するのではなく、合理的に物事を収めることに重点をおいていました。日本の多神教、あいまいさ、お人よし、性善説など、突き詰めると縄文人のDNAを継承しているように思えます▼現在のように、全てを善悪に分けてしまうような欧米的二元論に基づく価値観では、勃発している難問は解決できないどころか、ますます対立をうみ、力ずくの解決法を選択することになります。今こそ縄文文明の英知が必要ではないでしょうか。(空)

【建築ニュース1137号(2月1日・15日付合併号)】

最新記事

カテゴリー

月別

一覧に戻る

特集

  • 京建労住宅デー
  • 若者に魅力ある建設産業に