Web建築ニュース

いらかの波 No.1109

2017年9月29日

「ある日、島の王様/とてもいばる王様/戦争するぞ隣の国は/なんだか生意気だ」。ふと口をついて出た鼻歌に、自分でハッとする。1987年に発表された「爆風スランプ」のアルバム曲の一節▼ハッとしたのは、その鼻歌とともに頭をよぎった国の指導者の顔が、幾人もあったからだ。「戦争するぞ」の台詞が似合う国のリーダーが居るとは不幸なことだ▼前出のロックは、実にストレートな表現が共感を広げた。シングルカットもされていないこの曲「東の島にブタがいたvol3」が、当時人気をはくした音楽番組で演奏されたが、現在の大手民放テレビ局で放送できるのだろうか▼未だに多くの人が視聴しているという影響力の大きいテレビでは「北朝鮮問題」を一日中見せてくれる。「核保有も含めて日本も検討を」と識者が語るシーンは自主規制にあたらないらしいが、反戦歌の場合はどうだろうかと▼そもそも、利潤の最大化を第一義とするリーダーや組織を疑っている私。「アンチ・コマーシャリズム」などと書けば一部にうけるが、どうでもよい。「戦争=殺戮=ダメ=避けるためにどうするか」これだけ。前出の曲もまた単純な言葉でとじる「俺たちゃ戦争やりたかねぇ/王様一人でやりなさい」。(巧)

【建築ニュース1109号(2017年10月1日付)】

一覧に戻る

特集

  • 社旗保険加入指導
  • 若者に魅力ある建設産業に