京建労がついてるで!
京建労がついてるで!

Web建築ニュース

あがる設計労務単価、上がらぬ賃金/京都府庁で仲間が訴え

2018年3月19日

 2月27日に、京都市上京区の京都府庁周辺で「京都府庁包囲行動・個人請願行動」にとりくみました。府内24支部と本部の仲間の代表、全建総連奈良組織部長や京都総評梶川議長・池田事務局長をはじめ支援の仲間など総勢250人の参加者で建設現場の実態を訴えました。

肌寒さが残る晴天の午後、京都府庁の東門の前にぞくぞくと仲間が集まりました。
仲間たちの手には、京建労が作成した「賃金UPで担い手確保を」「若者に魅力ある建設産業に」のカラフルなノボリをはじめ、要求を書いたプラカードなどがずらりと並びました。
意思統一集会であいさつした吉岡徹執行委員長は「この5年間で京都府の公共工事設計労務単価が平均30%以上引き上げられた。しかし私たちの現場調査では賃金はあがっていない」と指摘して、実態調査すらしない京都府に怒りの声をあげました。
 集会後、京都府庁の周辺を「おれたちの賃金はあがってないぞ」などのシュプレヒコールをあげながらのデモのあと、西別館に移動して個人請願書の提出行動を行いました。
個人請願を終えた仲間たちは、府庁南側の正門前に座り込んで、約2時間にわたる訴えを開始。
 その間に仲間の代表15人が、京都府当局に切実な実態と要望を訴える「府交渉」にとりくみ、実際に京都府が発注した公共工事に従事した仲間からのアンケート結果を伝えて「賃金があがっていない実態」を伝えたほか、府としての実態調査の実施・公契約条例の制定・建設職人基本法に基づく府としての基本計画策定・建退共の辞退届け問題などについて要求しました。
府交渉で平山幸雄副委員長は「現場の職人が正当な賃金をもらえていない。好きな仕事を生活のために辞めざるをえない若い職人がいる。現場に足を運んでいただきたい」と訴えました。
また同時に、府議会各会派への要請も行いました。

 

 

対京都府庁・仲間の訴えより

【上京支部・堀内さん】
公共の工事現場でも働かせてもらっています。設計労務単価があがっているが、我々に反映していないのが現状です。5年前とまったくかわりません。それが実態です。
【北支部・大西さん】
法定福利費がでているのなら、我々の手間もあがって当然だと思います。それがあがらないということは、どこかで消えているのですね。
【船井支部・梅山さん】
今日の行動は、我々の切実な思いを行動で示した。ゼネコンの空前のぼろ儲けの中に、本来我々に渡るべき単価が貯まっている。
【右京支部・川上さん】
賃金があがっていないことは、はっきりしている。官僚出身の現知事さん、「国と連携」というならまずそこを連携してください。
【奥丹後支部・木崎さん】
米軍基地が建設されて4年。美しい背景に異様なレーダーが立っている。府民の安心安全最優先で、京都府政を考えるべきです。

福山さん京建労府庁包囲行動へ

仲間たちへ激励のあいさつより

関西建設アスベスト訴訟・京都地裁での勝訴判決を勝ちとることができた原動力は、50万筆を超える多くの署名を集めていただいたこと、そして建設現場の切実な現状をつたえてこられたみなさんの活動です。この地道な活動を続けてこられたみなさまに、心より敬意を表します。
京都府政は、住宅改修助成制度の実現や、あるいは中小企業振興のための基本条例を制定することなど、解決すべき課題が山積をしております。
アスベスト被害を根絶していくためにも京都府の政策は、近畿の自治体の中でもまだまだ遅れている現状です。アスベスト対策についても抜本対策を京都府としてとっていきたい。みなさんのご支援が、政策を実現していくために、大きな鍵になります。ともに頑張っていきましょう。

【建築ニュース1119号(2018年4月1日付)】

一覧に戻る

特集

  • 京建労住宅デー
  • 若者に魅力ある建設産業に