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【講演 憲法集会】平和的な対話が再び風をおこす/九条の会世話人 伊藤千尋さん

2021年11月18日

11月3日の憲法集会で行われた講演の内容の一部を紹介します

【伊藤千尋さん】
今回の総選挙で「日本維新の会が風をおこした」などといわれていますが、私はそうは思いません。とても局所的に議席が伸びただけで、政権交代がおきた2009年の総選挙では投票率が69・28%。今回は55・93%と戦後3番目に低い投票率です。私たちも含めた市民全員で風をおこして政権交代を実現する。その努力がやはり足らなかったと思います。
3年前にドイツに行き、いかにしてベルリンの壁が崩壊したのかという題材で各所を回りました。調べる中で分かったのが、最初の始まりは5人の若者の行動によるものだということでした。壁が崩壊する1年前の1988年に、秘密警察が闊歩する東ドイツにあって、5人の若者がプラカードを掲げて「このままではだめだ」と市民にアピールした。それに賛同する市民のうねりが東西ドイツの統一を成し遂げたのです。平和的な活動で社会は変えられるんです。
私たちの国には憲法が守り続けてくれた平和が存在します。憲法9条のように武力や権威に頼らず、平和的な対話や行動によって社会を変えようじゃありませんか。まず最初には選挙に行くこと。多くの民意を投票によって示し、民主主義・平和主義を守り抜きましょう。

【建築ニュース1194号(2021年12月1日付)】

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