アスベスト闘争

アスベスト/国と企業 土俵際に追い詰めた/日比谷集会

2020年10月19日

 10月8日、東京・日比谷野外音楽堂で、建設アスベスト被害の全面解決を求める集会が開かれました。主催は「建設アスベスト訴訟全国連絡会」など。年内にも最高裁判決が想定される中、「最高裁判決から補償基金創設へ」を求め、全国の原告・弁護団・支援の組合仲間など約800人が参加。京都訴訟団を代表して京建労から私と小林書記、福山和人弁護団事務局長の3人が参加しました。
寒い雨の中、病を押して参加した原告は「アスベストによる進行性の肺がんを患っています。被害者がなぜ長い裁判をたたかわなければならないのでしょうか。裁判をおこさなくても補償される基金制度の創設を」などと、全面解決を強く訴えました。
集会には、菅原一秀衆院議員(自民)、江田康幸衆院議員(公明)、近藤昭一衆院議員(立民)、玉木雄一郎衆院議員(国民)、小池晃参院議員(共産)、福島みずほ参院議員(社民)が参加して、与野党を超えて連帯のあいさつ。山本太郎・れいわ代表からもメッセージが寄せられました。
北海道・京都・大阪・九州の各訴訟団からもそれぞれが訴え、京都からは私が「逃げ回る国・企業を土俵際まで追い詰めた。たたかいなくして全面解決はない。引き続き世論を大きく広げ頑張る」と決意表明しました。
集会後、参加者は新橋駅並びに新宿駅での大街頭宣伝を行い、市民にアピールしました。
翌9日には、未賛同の国会議員への要請行動を行いました。現在、衆参の国会議員のうち57%、406人が私たちの要求に賛同の意思を示しています。私たちは大阪の訴訟団と手分けをして、関西選出の未賛同議員30人を議員会館に訪問。対応した秘書などに建設アスベスト被害の深刻さを訴え、賛同のお願いをしました。
秘書の中には、「父がアスベスト肺がんで労災認定を受けている」などと対話がはずむこともあれば、けんもほろろの対応をされる場面も。訪問した先は自民・公明・維新の議員であり、引き続き粘り強く説得する必要を感じると同時に、何度お願いしても冷たい態度をとる議員は、選挙で厳しい審判を下すことも必要だと強く感じました。

【建築ニュース1171号(2020年11月1日付)】

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