アスベスト闘争

建材メーカーの責任を徹底追及/救済基金創設へ/原告団総会を開催

2021年6月18日

6月6日、京建労会館で関西建設アスベスト京都訴訟の1陣と2陣原告団の総会が行われました。1陣は午前11時から、2陣は午後3時30分からと、それぞれ訴訟ごとに分けて開催されました。
午前に行われた1陣の総会では共同代表の寺前さんや長野さんに加え、今回の最高裁判決で救済範囲から除外という不当判決を受けた木村さんも参加しました。
冒頭、最高裁判決日の5月17日から基本合意書調印の18日にかけて原告などの動きを追ったドキュメント映像を上映しました。最高裁判所前の旗出しの瞬間から、菅首相が原告に直接謝罪したニュース映像、田村厚労大臣と原告団、弁護団の間で結ばれた調印式のようすなどが記録され、集まった原告たちは食い入るように映像を見つめていました。
1陣訴訟の原告を代表して参加した義経さんから、あらためて旗出しや菅首相の謝罪のようすが語られました。義経さんは「皆さんを代表して首相から謝罪を受け、田村大臣との調印式を見届けた瞬間に、これまで一緒にたたかって志半ばで倒れられた仲間の皆さんの顔が浮かび、涙をこらえきれませんでした」と原告仲間に語りました。
最高裁判決の概要や国と確認した基本合意書の中身について弁護団事務局長の福山弁護士から説明がありました。また賠償に関しては敗訴原告や金額の少ない原告も含めて、再分配ののち調整する方向であることが酒井書記長から説明され、1陣2陣とも出席原告の総意で承認されました。
今後の対応についても協議され、建材メーカーの責任について厳しく追及していくとともに、新たな被害者を出さないために、世論づくりなど活動をさらに強化していく方向性も確認されました。

【建築ニュース1185号(2021年7月1日付)】

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